| ■ ID | 978 |
| ■ 種類 | 学会発表 |
| ■ タイトル | 焼却施設における１,4−ジオキサンの生成・除去メカニズムの検討 |
| ■ 著者 | 玉田徹
高知大学農学部 尾田修一 高知大学農学部 藤原拓 高知大学農学部 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 小野芳朗 岡山大学大学院 小瀬知洋 （独）国立環境研究所 西村文武 京都大学大学院 大年邦雄 高知大学農学部 |
| ■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
| ■ 出版年 | 2007 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | 第18回廃棄物学会研究発表会講演論文集、739-741 |
| ■ 抄録・要旨 | 浸出水に高濃度の1,4-ジオキサンが検出された一般廃棄物最終処分場に焼却残渣を排出している焼却施設を対象とした調査を行い、施設内での1,4-ジオキサンの生成・除去メカニズムについて検討した。
その結果、調査対象とした焼却施設内では主灰よりも飛灰に高濃度に1,4-ジオキサンが存在し、溶出することが実験的に確認された。また、飛灰のダイオキシン類対策として導入されている加熱脱塩素化装置を通過させることにより飛灰から1,4-ジオキサンの濃度を低減化させることが可能であることが判明した。
採取した飛灰について、1,4-ジオキサンの吸着・溶出試験を行ったところ、飛灰からの溶出は不可逆反応ではなく、焼却施設内で吸着された1,4-ジオキサンが脱着したことを示唆しており、浸出水中の1,4-ジオキサンは飛灰に由来する可能性が裏付けられた。 |
| ■ キーワード | 焼却施設、飛灰、1,4-ジオキサン、起源、吸着 |
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